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若さのスイッチを入れる鍵?サーチュイン遺伝子のはなし
年齢を重ねるにつれて、「どうすれば健康的に年をとれるのか」「いつまでも元気でいるためには何が必要なのか」といった関心が高まってきます。
特に介護の現場で働いていると、健康寿命の大切さを日々実感する方も多いのではないでしょうか。
そんな中で最近、「長寿遺伝子」や「若返り遺伝子」といったキーワードをテレビや雑誌で目にすることが増えています。
実はこれらが指しているのが、「サーチュイン遺伝子」と呼ばれるものです。
〇「サーチュイン遺伝子」って何?
サーチュイン遺伝子は、細胞の老化を遅らせたり、体内の炎症を抑えたりする働きがあるとされており、いわば“体を若々しく保つスイッチ”のような存在です。
この遺伝子は誰もが持っているもので、特に活性化されると、細胞の修復が進んだり、代謝が整ったりすると考えられています。
この働きが注目され、世界中の研究者が「長寿」や「健康寿命」の鍵として研究を進めています。
ただし、サーチュイン遺伝子は普段からずっと活性化しているわけではなく、ある特定の条件がそろったときにスイッチが入ると言われています。
〇サーチュイン遺伝子が働くと何が起きる?
サーチュイン遺伝子が活性化されると、体の中ではいくつかのうれしい変化が期待できます。
たとえば、細胞の中でのエネルギーの使い方が効率よくなり、無駄な炎症を抑える力が強まります。
その結果、生活習慣病の予防や、認知機能の維持にもつながる可能性があるとされています。
また、この遺伝子は「オートファジー」という、細胞の中の古くなった部品を掃除する働きにも関わっています。
これにより、細胞が若々しく保たれ、体全体の調子が整いやすくなるのです。
〇活性化のカギは「少しの空腹」と「運動」
サーチュイン遺伝子が活性化される条件として有名なのが、「少しの空腹」と「適度な運動」です。
食べすぎて常にお腹が満たされている状態では、この遺伝子は目を覚ましません。
1日3食を軽めに整える、夕食を早めに済ませて朝までしっかり時間を空ける、といった工夫がポイントです。
また、ウォーキングやストレッチなどの軽い運動も、遺伝子の活性化に役立つといわれています。
もちろん、無理な断食や激しい運動は逆効果になることもあります。
高齢者や体調が不安定な方は、主治医と相談しながら、自分に合った方法で日常生活に取り入れるのがよいでしょう。
〇介護の現場でも注目したい考え方
サーチュイン遺伝子の話は、一見すると専門的で自分とは関係なさそうに思えるかもしれません。
でも、日々の生活の中で取り入れられる習慣 (食事のとり方や運動、規則正しい生活 )が関係していると聞けば、少し身近に感じられるのではないでしょうか。
デイサービスの現場でも、「ちょっとした空腹の時間をつくる」「散歩や体操を毎日の楽しみにする」といった習慣は、利用者さんの健康を支えるうえで大きな意味を持ちます。
それが将来の生活習慣病の予防や、認知症の進行を緩やかにすることにつながるかもしれません。
また、介護現場で働くスタッフにとっては、ご利用者さまの健康を支えるだけでなく、自分自身の体調管理も欠かせません。
疲れやすくなったり、体の不調が続いたりすると、仕事のモチベーションにも影響が出てしまいます。
だからこそ、「サーチュイン遺伝子」という視点を持って日々の生活を見直してみるのもおすすめです。
〇若さは毎日の積み重ねから
私たちが普段接している高齢者の中にも、「できるだけ薬に頼りたくない」「自分の足で歩き続けたい」と願う方は少なくありません。
そんな声に応えるためにも、まずは私たち自身が健康に対する関心を高め、実践していくことが大切です。
サーチュイン遺伝子の働きは、決して魔法ではありません。
けれど、意識次第でそのスイッチを押すことができるなら、試してみる価値はあると思いませんか?
健康も若さも、日々の積み重ねから。
自分を大切にしながら働くことで、ご利用者さまにもよりよいケアが届けられるのではないでしょうか。
従業員の健康が利用者さまの健康につながる
ほねつぎデイサービスは利用者さまのみならずスタッフの方にも健康になっていただきたいというのがモットーです。
スタッフの方が元気に明るく笑顔で利用者さまを迎え入れてくださることで、利用者さまも明るく元気になります。
皆さんも健康意識を高めましょうね(^^♪
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