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パーキンソン病とは【症例紹介】

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パーキンソン病は、脳の特定領域が変性することで、主に運動障害が現れる病気です。

50歳以上で発症することが多い病気ですが、40歳以下の若い方も発症することもあり(若年性パーキンソン病)、誰もがかかる可能性のある病気です。
日本の患者数は約15~20万人で、1000人に1人~1.8人の割合ですが、高齢化に伴い患者数は増加しており、65歳以上になると100人に1人はパーキンソン病を発症しているといわれています。
 
〇症状
「振戦(ふるえ)」「動作緩慢」「筋強剛(筋固縮)」「姿勢保持障害」という、主に4つの特徴的な運動症状が現れます。
 
振戦とは、安静時など力を入れていない時に手や足に起こります。動かすとふるえは小さくなります。
筋強剛は、医師や他人が患者さまの手や足、頭部を動かすと感じる抵抗を指しています。患者さまご自身ではあまり感じることはありません。
動作緩慢は、動きが遅くなることで、歩幅・手の振りなども狭くなります。
最初の一歩が踏み出しにくくなる「すくみ」が起こることもあります。また、細かい動作がしにくくなります。
姿勢保持障害は、重心がぐらついたときに、バランスを崩し転倒しやすくなることです(姿勢保持障害は病気が始まって数年してから起こります)。
 
他にも、便秘や頻尿、発汗、易疲労性(疲れやすい)、嗅覚の低下、 起立性低血圧 (立ちくらみ)、気分が晴れない(うつ)、興味が薄れ、意欲低下などの「非運動症状」も起こることがあります。
パーキンソン病では、ゆっくりと進行するのが特徴で、発症の約20年も前から便秘や疲れやすさなどの徴候が出る方もいます。
 
〇パーキンソン病の重症度
パーキンソン病の進行度(重症度)を示す指標として、主に「ホーン・ヤールの重症度分類」と「生活機能障害度分類」が用いられます。

・ホーン・ヤールの重症度分類(5段階)

I度:症状が片方の手足のみの場合
II度:症状が両方の手足にみられる場合
III度:姿勢反射障害がみられるようになった場合(日常生活に支障は出るが、介助を要さない)
IV度:日常生活に部分的な介助が必要になった場合
V度:車いすでの生活や寝たきりとなった場合
 

・生活機能障害度分類(3段階)

1度:日常生活、通院にほとんど介助を要さない
2度:日常生活、通院に介助を要する
3度:に異常生活に全面的な介助を要し、自分だけで歩行・起立ができない
 
なお、パーキンソン病はヤールIII度以上、生活機能障害度2度以上の場合、難病医療費助成制度が受けられます。
 
ほねつぎデイサービスではパーキンソン病に特化した改善プログラムをご用意しております。
パーキンソン病の方ならほねつぎデイサービスへ
体験、見学は随時開催しております。お気軽にお問い合わせください。

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